DK-SIS白書2022_opt_mosaic
50/250

DK-SISで見る業界動向1月20円新規則機20円旧規則機業績差3月アウト(枚)49006100売上(円)12,90013,20012,10011,60011,70012,10012,40012,80011,80011,10010,80012,50013,80015,50014,500粗利(円)1,6701,6601,4901,5001,5601,5401,5401,6301,4301,3001,2701,5301,6601,9301,810アウト(枚)87309520105001014010160売上(円)21,80020,70019,80020,50021,60020,90022,00022,40022,20022,00022,00023,40025,80022,80022,700粗利(円)3,2102,7702,6602,8403,0702,8903,0803,2903,1603,2103,3103,7804,5304,1804,440アウト(枚)-3830-3680-3710-4140-4610-4070-4310-4300-4690-4720-4790-4620-4900-3640-4060売上(円)-8,900-7,500-7,700-8,900-9,900-8,800-9,600-9,600-10,400-10,900-11,200-10,900-12,000-7,300-8,200粗利(円)-1,540-1,110-1,170-1,340-1,510-1,350-1,540-1,660-1,730-1,910-2,040-2,250-2,870-2,250-2,63020円内新規則機シェア44.9%45.9%46.7%48.2%49.5%51.4%52.2%53.3%54.9%57.2%60.1%69.0%77.3%95.5%96.9%パチスロ内新規則機シェア47.7%48.8%49.7%51.3%52.7%54.5%55.3%56.4%58.0%60.2%63.1%71.3%79.0%96.0%97.3%2月65001月56002月50003月45004月44008680821085406月46007月48008月51005月450086709110940091109月460010月11月12月4900440043009290912090904848表1.36 20円パチスロ「新規則機」業績推移(2021年1月~2022年3月)以下のデータはDK-SISにおける2021年1月~2022年3月にかけての20円パチスロ全体の業績との20円パチスロ(新規則機)の業績推移を比較したものである。20円新規則機の業績を20円旧規則機の業績と比較すると、4円パチンコとは大きく傾向が異なり、明確に新規則機の不振が目立つ結果となっている。20円新規則機の業績が20円パチスロ全体の業績を大きく下回っている。このような状況であったことに加えて新規則機の新台の供給台数がパチンコと比較して少なかったことから、新規則機への入れ替えがパチンコと比較して進まず2021年末時点でも70%程度に留まった。ほぼすべての旧規則機が撤去され、新規則機へと入れ替えられた2022年2月以降は、新規則機の業績(アウト・粗利)が上昇したものの、旧規則機が残っていた以前と比較して粗利が300円程度低くなっており、これからしばらく20円パチスロの業績が厳しくなることが想定される。2022年3月末時点で新規則機の比率がほぼ100%となっており、一部の検定・認定期限の残っている遊技機を除いて旧規則機は撤去された。ただ、当初懸念されていた通り、パチスロにおいては新規則機の新台供給台数が残っていた旧規則機の台数を下回ったことから、すべての遊技機を新機種で賄うことができずに、パチンコへの移行や減台、中古機の活用という形で旧規則機が撤去された。業績面ではパチンコについては撤去前後で大きな業績差は見られないが、パチスロについては新規則機の業績が振るわず、ほぼ新規則機のみの市場となった後は新規則機の業績が少し持ち直したものの20円パチスロ自体の業績は落ち込みが目立つ。これからパチスロについては自主規制緩和が予定されているものの、業界としてパチスロの業績向上が喫緊の課題となっており、好業績機登場が待ち望まれる。20円パチスロ新規則機移行のまとめ

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る