９ 「貸し玉料金引き上げ」業績比較期間20.00円業績差◆店舗比率はパチスロを20円以上で営業している店舗における比率であるため、第1章8節「拡がる貸し玉料金引き上げの動き」に記載した店舗比率とは異なる。1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月DK-SISで見る業界動向アウト（枚）売上（円）18,30017,80016,70016,80017,10016,50017,00017,30016,50015,80015,20016,200粗利（円）コイン粗利（円）20円超え粗利率（%）店舗比率（%）57.7アウト（枚）売上（円）17,30016,60015,50015,50016,00015,50015,90016,30015,60014,90014,40015,200粗利（円）コイン粗利（円）粗利率（%）店舗比率（%）42.3アウト（枚）-170売上（円）+1,000+1,200+1,200+1,300+1,100+1,000+1,100+1,000粗利（円）コイン粗利（円）+0.02粗利率（%）6990689063902,6702,4302,2900.380.350.3614.613.713.757.958.27160701064802,6002,3502,1600.360.340.3315.014.213.942.141.8-120-90+70+80+130+0.01+0.03-0.4-0.5-0.26460673064102,3602,4702,2700.370.370.3514.014.413.859.559.960.36540685065602,2302,3602,1700.340.340.3314.414.814.040.540.139.7-80-120-150+130+110+100+0.03+0.03+0.02-0.3-0.3-0.26690692065602,3502,4502,2802,1900.350.350.3513.814.213.860.761.762.06770705067202,2302,4202,1902,1200.330.340.3314.014.814.039.338.338.0-80-130-160+900+120+30+90+0.02+0.01+0.02+0.02-0.2-0.7-0.26270604063602,1502,4000.350.360.3813.914.114.862.562.764.26410620064702,0802,2300.330.340.3414.214.414.737.537.335.8-140-160-110+900+800+1,000+70+70+170+0.02+0.04-0.4-0.3+0.1表1.33 2021年パチスロ貸し玉料金別業績推移45以下のデータは2021年のDK-SISにおける、貸し玉料金20円超で営業しているパチスロと20.00円（20円ちょうど）で営業しているパチスロの業績を比較したものである。2021年のパチスロ貸し玉料金別の業績を20円超と20.00円で比較すると、パチンコとは大きく異なり、アウトは若干20円超が低いものの、売上・粗利は20円超が20.00円を上回る推移となっている。また、粗利率はどちらも同程度（わずかに20円超の方が低い傾向）となっており、20円超では4円超パチンコのような無理に粗利を確保しようとしている傾向は見られない。パチスロではパチンコと異なり、20円超の店舗が意図通りの売上上昇効果が得られており、無理なく粗利の確保に繋がっていることが分かる。アウトもそれほど差が見られないことから、ファンからもそれなりに受け入れられていることが見て取れる。2021年は貸し玉料金を引き上げる店舗が一段と多くなり、実施店舗の比率はパチスロ設置店舗の60%を超えた。ただ、平均データとしては上記のような結果となっているが、20円超へと移行する際の活用（コイン粗利・利益率）次第で業績を落とすケースも見られることから、移行時の活用（コイン粗利・利益率）が辛くならないように注意する必要がある。・パチスロでは20円超が20.00円の売上・粗利を上回る
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