DK-SIS白書2022_opt_mosaic
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-190-250-170-210-260-240-200-330-270-320-400-4109 「貸し玉料金引き上げ」業績比較DK-SISで見る業界動向期間4.00円業績差◆店舗比率はパチンコを4円以上で営業している店舗における比率であるため、第1章8節「拡がる貸し玉料金引き上げの動き」に記載した店舗比率とは異なる。1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月アウト(個)売上(円)16,20016,60015,20016,20017,20016,80017,70017,90017,00016,50016,00018,000粗利(円)4円超え玉粗利(円)粗利率(%)店舗比率(%)10.4アウト(個)11400売上(円)18,90019,50018,00018,80019,60019,30020,30020,70019,70019,20018,60020,700粗利(円)玉粗利(円)粗利率(%)店舗比率(%)89.6アウト(個)-2400-2600-2400-2400-2400-2400-2500-2500-2500-2300-2300-2400売上(円)-2,700-2,900-2,800-2,600-2,400-2,500-2,600-2,800-2,700-2,700-2,600-2,700粗利(円)玉粗利(円)+0.02粗利率(%)9000930085002,6202,5402,3900.290.270.2816.215.315.710.410.411900109003,0302,9402,7100.270.250.2516.015.115.189.689.6+0.02+0.03+0.1+0.2+0.79000940090002,5702,7402,6900.290.290.3015.915.916.010.310.310.41140011800114002,8403,0702,8900.250.260.2515.115.715.089.789.789.6+0.04+0.03+0.05+0.8+0.3+1.09500960090002,7602,9202,7200.290.300.3015.616.316.010.310.310.31200012100115003,0003,1802,9300.250.260.2514.815.414.989.789.789.7+0.04+0.04+0.05+0.8+1.0+1.18700840092002,6902,5702,9100.310.310.3216.316.116.210.310.310.21100010700116002,8602,8203,1000.260.260.2714.915.215.089.789.789.8+0.05+0.05+0.05+1.4+0.9+1.244表1.32 2021年パチンコ貸し玉料金別業績推移以下のデータは2021年のDK-SISにおける、貸し玉料金4円超で営業しているパチンコと4.00円(4円ちょうど)で営業しているパチンコの業績を比較したものである。2021年におけるパチンコ貸し玉料金別の業績を4円超と4.00円で比較すると、すべての月でアウト・売上・粗利ともに4.00円の方が高くなった。粗利率は4円超の方が高くなっているにもかかわらずアウトが伸びないことで粗利が低くなっている。そもそも4円超に移行する目的を考えてみると、まずは売上が上昇することを狙って粗利を少しでも増やしたいというところがほとんどではないだろうか。しかしながら4円超を実施している店舗の売上平均が、4.00円の店舗の売上平均をかなり下回っており、売上を上げることができていない。さらに粗利が4.00円の店舗の平均を下回っており、目的通りの結果が得られていないと言える。パチンコにおいて貸し玉料金を4円超に引き上げる動きは2021年もそれほど大きな拡がりを見せておらず、上記の結果を踏まえた様子見が続いているのではないかと考えられる。・パチンコでは4円超の業績が低迷9 「貸し玉料金引き上げ」業績比較

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