DK-SIS白書2022_opt_mosaic
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年年年年 で 業 動 ◆すべての貸し玉(メダル)料金営業データの合算まず台数シェアに目を向けると、2019年までの3年間はパチンコからパチスロへの移行が徐々に進んでいたが、2020年は台数シェアが横這いとなり、2021年はパチスロからパチンコへの移行へと逆転した。元々1台当たりの遊技時間・粗利はパチスロの方が高く、投資効率の高いパチスロへ移行が進んでいたが、2019年から2020年にかけて4円パチンコと20円パチスロの粗利が逆転したことで、移行の流れにも変化が現れた。DK-SISで見る業界動向2017年2018年2019年2020年2021年パチンコ台数シェア61.6%61.1%60.9%60.9%61.6%パチスロ台数シェア38.4%38.9%39.1%39.1%38.4%2021年パチンコ台数シェアパチスロ台数シェア2017年2018年2019年2020年2021年パチンコ売上シェア52.7%52.5%52.1%55.7%61.9%パチスロ売上シェア47.3%47.5%47.9%44.3%38.1%2021年パチンコ売上シェアパチスロ売上シェア2017年2018年2019年2020年2021年パチンコ稼動シェア54.6%54.4%53.7%53.8%56.8%パチスロ稼動シェア45.4%45.6%46.3%46.2%43.2%2021年2017年2018年2019年2020年2021年パチンコ粗利シェア55.6%55.4%55.8%57.7%63.4%パチスロ粗利シェア44.4%44.6%44.2%42.3%36.6%2021年表1.13 パチンコ・パチスロシェア(2017~2021年、各年12月データ)台数シェア売上シェア稼動(アウト)シェア粗利シェアパチンコ稼動シェアパチスロ稼動シェアパチンコ粗利シェアパチスロ粗利シェア29ここでは、パチンコ・パチスロの各種シェアについて検証を行う。以下のデータはDK-SISにおける過去5年間の12月データを基準に、パチンコ・パチスロそれぞれの台数シェア・稼動(アウト)シェア・売上シェア・粗利シェアがどのように変化したかを表にまとめたものである。なお、円グラフの黄色部分は、2021年12月の台数シェアであり、2021年12月の他のデータと比較ができるように重ねたものである。2021年の稼動・売上・粗利の各シェアを台数シェアと比較すると、稼動シェアはパチスロ側へ傾いているが、粗利シェアはパチンコ側へ傾いている。特に粗利シェアは台数シェアの先行指標であると考えられることから、今後もしばらくはパチンコへの移行が進むと想定される。【パチンコ・パチスロのシェア】・パチスロからパチンコへの移行の流れとなる

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