DK-SIS白書2022_opt_mosaic
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00 【-0:08】 で 業 動 ◆すべての貸し玉(メダル)料金営業データの合算2021年は、2020年と比較して遊技時間は微減、粗利は横這いとなった。過去5年の推移をみると、コロナ禍前の2019年までは遊技時間・粗利ともに緩やかな下落傾向が続いていたが、2020年は新型コロナウイルスによる影響で遊技時間・粗利ともに大幅な下落となり、2021年も2019年までの業績とは程遠い状況となっている。遊技時間売上・遊技時間粗利に目を向けると、2021年は2020年と比べて遊技時間粗利が微増となった。※新基準(時間:分)※旧基準(時間:分)遊技時間【稼動時間】売上(円)粗利(円)遊技時間売上【稼動時間売上】(円/時間)【4,550】【710】遊技時間粗利【稼動時間粗利】(円/時間)DK-SISで見る業界動向2017年-2018年-【3:57】17,9842,810【3:52】17,5402,702【4,520】【700】2019年-【3:51】17,3772,661【4,510】【690】2020年2:592021年2:52【3:05】14,3162,1794,790【2:57】13,9322,1614,860【4,640】【4,730】730750【710】【730】対前年-0:07-384-18+70【+90】+20【+20】22(時間)8.006.004.002.00稼動時間2017年2018年表1.6 業界動向(2017年~2021年)粗利2019年2020年2021年4,000(円)3,0002,0001,000ここからは、DK-SISが所有するデータを基にした業界分析を行う。一般的に業界規模は売上ベースで表されるが、パチンコ業界における売上金額はあくまでも貸し玉金額の合計であり、実際にはその中から出玉で還元するため、売上金額自体はさほど大きな意味を持つものではない。業界の業績を捉えるには、遊技機の遊技時間(人気指標)と粗利(利益指標)の2つのデータで捉えることが妥当であると考える。過去5年間推移である。全体としては上記のような状況となっているが、詳しい状況を見るためにパチンコ・パチスロ別、貸し玉(コイン)料金別のデータを次頁以降で確認する。全店以下のデータはDK-SISにおける遊技機1台当たりの日平均データ(パチンコ・パチスロを合算)の・遊技機1台当たりの遊技時間は微減・粗利は横這いも、 コロナ禍前とは程遠い業績に3 で見る業界動向分析

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