例年、1月と比べると2月の業績はやや下がる傾向にあるが、2021年の4円パチンコの2月業績は、1月と比較してアウト・売上が上昇した。これは新台の影響など様々な要因が考えられるが、パチスロ「沖ドキ！」シリーズの撤去によってファンがパチスロからパチンコへ移動したことも、大きな要因ではないかと考えられる。対前年比較をみると、依然として時間粗利だけが上昇している。高射幸性遊技機や旧規則機の撤去による痛手を、4円パチンコで埋めようという流れにあると感じられる。 20円パチスロの2021年2月業績は、2021年1月と比較してアウト・売上・粗利ともに下落した。特に粗利が約10%と大幅に下落している。これは、粗利貢献度の高かった「沖ドキ！」シリーズの撤去が大きな要因である。また、時間粗利も下落しているが、アウトの上昇には繋がっていない。さらに、この時間粗利は2020年12月から2021年2月にかけて下落し続けている。時間粗利が比較的高かった高射幸性遊技機や旧規則機の多くが撤去された事が要因と考えられる。2月の月間業界平均値◆4円パチンコ 2月の月間業界平均値◆20円パチスロ 2月の月間業界平均値◆パチンコ・パチスロ・全店 2月の月間業界平均値種別台数４円パチンコ503,930台種別台数20円パチスロ470,240台種別台数パチンコ882,140台パチスロ565,240台全店1,447,370台対前年比較2020年2月2020年12月2021年1月2021年2月項目アウト(前年比）売上粗利時間粗利14600個10900個11200個11600個-3000個80%22,400円18,200円18,700円19,200円-3,200円3,330円2,770円2,990円2,900円-430円1,130円1,260円1,330円1,240円+110円対前年比較2020年2月2020年12月2021年1月2021年2月項目アウト(前年比）売上粗利時間粗利8700枚6600枚7100枚6900枚-1800枚76%23,500円17,700円17,900円17,400円-6,100円3,180円2,600円2,640円2,400円-780円-30円770円720円項目対前年比較2020年2月2020年12月2021年1月2021年2月17600個12600個13000個13800個-3800個15,700円12,600円13,000円13,500円-2,200円2,520円2,040円2,210円2,180円-340円710円+80円8800枚6700枚7000枚7000枚-1800枚20,600円15,600円15,800円15,400円-5,200円2,860円2,330円2,370円2,170円-690円-20円620円3.06H-0.83H17,600円13,800円14,100円14,200円-3,400円2,650円2,150円2,270円2,180円-470円+30円アウト売上粗利時間粗利アウト売上粗利時間粗利稼動時間売上粗利時間粗利810円640円3.89H690円2.85H680円750円直近3ヶ月比較75%79%直近3ヶ月比較80%79%740円690円直近3ヶ月比較850円790円670円2.97H710円770円対前年増減対前年増減対前年増減15030000個25000個20000個15000個10000個5000個0個12000枚10000枚8000枚6000枚4000枚2000枚0枚アウト2020年アウト2021年12月アウト2020年アウト2021年12月粗利2020年粗利2021年6,000円5,000円4,000円3,000円2,000円1,000円0円1月2月粗利2020年粗利2021年6,000円5,000円4,000円3,000円2,000円1,000円0円1月2月2021年22月月間業界平均値・2021年業績カレンダー
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