DK-SIS白書2020_opt_mosaic
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91「貸し玉料金引き上げ」業績比較期間20.00円業績差◆店舗比率はパチスロを20円以上で営業している店舗における比率であるため、第1章8節「拡がる貸し玉料金引き上げの動き」に記載した店舗比率とは異なる。1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月アウト(枚)売上(円)27,60026,30026,70026,50026,40026,30026,80027,40025,00024,20023,90025,200粗利(円)20円超えコイン粗利(円)粗利率(%)店舗比率(%)24.5アウト(枚)売上(円)25,00023,90024,10023,80023,50023,40023,70024,40022,30021,90021,90023,100粗利(円)コイン粗利(円)粗利率(%)店舗比率(%)75.5アウト(枚)売上(円)+2,600+2,400+2,600+2,700+2,900+2,900+3,100+3,000+2,700+2,300+2,000+2,100粗利(円)コイン粗利(円)+0.04粗利率(%)9440902092103,9203,5703,6000.420.40.3914.213.613.524.825.29400904091003,5303,2503,2600.380.360.3614.113.613.575.274.8+40-20+110+390+320+340+0.04+0.03+0.1-0.0-0.09170917090403,5803,5503,4300.390.390.3813.513.413.026.226.626.89020894088403,2803,2703,1700.360.370.3613.813.913.573.873.473.2+150+230+200+300+280+260+0.03+0.02+0.02-0.3-0.5-0.59260954088303,4603,7403,3800.370.390.3812.913.713.527.327.627.88950932086103,2003,4303,0600.360.370.3613.514.113.772.772.472.2+310+220+220+260+310+320+0.01+0.02+0.02-0.6-0.4-0.28480838088103,2703,2203,5100.390.380.413.513.513.929.830.632.98350836087903,0503,0103,3000.370.360.3813.913.714.370.269.467.1+130+20+20+220+210+210+0.02+0.02+0.02-0.4-0.3-0.446表1.33 2019年パチスロ貸し玉料金別業績推移 第1章  DK-SISで見る業界動向 以下のデータは2019年のDK-SISにおける、貸し玉料金20円超えで営業しているパチスロと20.00円(20円ちょうど)で営業しているパチスロの業績を比較したものである。 2019年のパチスロ貸し玉料金別の業績を20円超えと20.00円で比較すると、パチンコとは大きく異なり、アウトは同程度の推移に、売上・粗利は20円超えが20.00円を大きく上回る推移となっている。また、粗利率はどちらも同程度となっており、パチンコのような無理に粗利を確保しようとしている傾向は見られない。 パチスロではパチンコと異なり、20円超えの店舗が意図通りの売上上昇効果が得られており、無理なく粗利の確保に繋がっていることが分かる。アウトもそれほど差が見られないことから、ファンからもすんなりと受け入れられていることが見て取れる。 2019年は10月に消費税が10%へと引き上げられたことで、貸し玉料金を引き上げる店舗が一段と多くなり、実施店舗の比率は20円パチスロ設置店舗の半数近くとなった。ただ、平均データとしては上記のような結果となっているが、20円超えへと移行する際の活用(コイン粗利)次第で業績を落とすケースも見られることから、移行時の活用(コイン粗利)が辛くならないように注意する必要がある。

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