DK-SIS白書2020_opt_mosaic
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51業界総粗利と遊技機購入費考察DK-SISで見る業界動向  第1章 パチンコ総売上(兆円)パチスロ市場全体パチンコ総粗利(兆円)パチスロ市場全体粗利率2015年14.210.524.72.261.553.8115.4%2016年12.510.222.72.101.563.6616.1%2017年10.910.521.41.911.613.5216.4%2018年10.410.320.71.841.543.3816.3%2019年9.810.220.01.721.523.2416.2%(兆円)504030201002015年2016年表1.21 市場規模の推移(パチンコ売上パチスロ売上2017年推測)(2015~2019年)パチンコ粗利パチスロ粗利2018年2019年35・売上・粗利規模ともに下落傾向が続く・パチンコは下落傾向が続く一方でパチスロは横這い・パチンコとパチスロの売上規模が逆転 以下のデータは、「表1.18…遊技機設置台数(年間平均)の推移(DK-SIS推測)」と「表1.20…過去5年間の業績推移(DK-SIS推測)」からパチンコ業界の市場規模を推測したものである。なお、店休日等による影響を考慮し、年間の営業日数を340日として算出を行った。 業界の市場規模をDK-SISの実データから推測すると、業界の売上規模は約20.0兆円、粗利規模は約3.24兆円となった。過去5年間の推移を見ても、売上・粗利規模ともに年々下落が続いており、市場を取り巻く環境は年を追う毎に悪化している。 パチンコ・パチスロ別で見ると、2019年はパチンコの売上・粗利規模が下落した一方でパチスロは横這いとなっている。過去5年間の推移を見ると、パチンコは売上・粗利規模の長期的に下落傾向が続く一方で、パチスロはここ数年でそれほど大きな変化となっておらず、パチンコ・パチスロで異なる傾向となっている。

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