DK-SIS白書2020_opt_mosaic
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31111111333業界3333DK-SISで見る業界動向  第1章 2015年2016年2017年2018年2019年パチンコ台数シェア63.4%62.3%61.6%61.1%60.9%パチスロ台数シェア36.6%37.7%38.4%38.9%39.1%2019年パチンコ台数シェアパチスロ台数シェア2015年2016年2017年2018年2019年パチンコ売上シェア57.6%55.3%52.7%52.5%52.1%パチスロ売上シェア42.4%44.7%47.3%47.5%47.9%2019年パチンコ売上シェアパチスロ売上シェア年年年年パチンコ稼動シェアパチスロ稼動シェアパチンコ粗利シェアパチスロ粗利シェア2015年2016年2017年2018年2019年パチンコ稼動シェア57.4%56.3%54.6%54.4%53.7%パチスロ稼動シェア42.6%43.7%45.4%45.6%46.3%2019年2015年2016年2017年2018年2019年パチンコ粗利シェア58.2%58.2%55.6%55.4%55.8%パチスロ粗利シェア41.8%41.8%44.4%44.6%44.2%2019年表1.13 パチンコ・パチスロシェア(2015~2019年、各年12月データ)台数シェア売上シェア稼動(アウト)シェア粗利シェア29◆すべての貸し玉(コイン)料金営業データの合算 まず台数シェアに目を向けると、この5年でパチンコからパチスロへの移行が徐々に進んでいることが分かる。2019年においても、パチンコからパチスロへの移行が若干進んだものの、これまでの移行速度に歯止めがかかっている。もともとは、1台当たりの稼動時間・粗利はパチスロの方が高くなっており、投資効率が高いパチスロへの移行が進んでいたが、 2019年末にパチスロで好業績となっていた高射幸性遊技機の撤去に伴い、4円パチンコ・20円パチスロの粗利が同程度となったことで、移行の流れにも変化が現れたと考えられる。 2019年の稼動・売上・粗利の各シェアを見ると、台数シェアとの比較ではいずれもパチスロ側へ傾いており、パチスロの方がパチンコより稼動・売上・粗利のすべてで上回っていることを表している。ただし、粗利シェアそのものの推移を見ると、2019年のパチンコの粗利シェアが2018年を上回っており、粗利効率の面ではパチンコとパチスロで変化が現れつつあることが見て取れる。【パチンコ・パチスロのシェア】・パチンコからパチスロへの移行が進む ここでは、パチンコ・パチスロの各種シェアについて検証を行う。 以下のデータはDK-SISにおける過去5年間の12月データを基準に、パチンコ・パチスロそれぞれの台数シェア・稼動(アウト)シェア・売上シェア・粗利シェアがどのように変化したかを表にまとめたものである。なお、円グラフの橙色部分は、2019年12月の台数シェアであり、2019年12月の他のデータと比較ができるように重ねたものである。

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