DK-SIS白書2020_opt_mosaic
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31111111333業界3333 20円パチスロ動向(2015年~2019年)DK-SISで見る業界動向  第1章 2015年91264.6127,6923,8496,01084029.0%79.3%アウト(枚)稼動時間(時間)売上(円)粗利(円)時間売上(円/時間)時間粗利(円/時間)総遊技機内台数シェアパチスロ内台数シェア2016年90934.5925,7823,6875,61080030.0%79.7%2017年89934.5425,5573,6365,63080031.1%80.9%2018年88144.4524,5433,3825,51076031.7%81.4%2019年89514.5224,5203,3555,42074032.1%82.1%対前年+137+0.07-23-27-90-20+0.4%+0.7%(枚)1600014000120001000080006000400020002015年表1.11 アウト2016年粗利2017年◆20円パチスロのみの集計 ◆台数シェアは各年12月末時点2018年2019年(円)8,0007,0006,0005,0004,0003,0002,0001,000002720円パチスロ・20円パチスロの業績は横這い・20円パチスロの時間粗利抑制の流れが続く 以下のデータはDK-SISにおけるパチスロ機1台当たり(20円パチスロのみ)の日平均データの過去5年間推移である。 20円パチスロの業績は、2018年と比較してアウト・粗利ともに横這いとなった。過去5年の推移を見ると、パチスロ全体の傾向と同様にアウト・粗利ともに下落傾向となっていたが、2019年はアウトがマイナスからプラスへと転じている。総遊技機内の台数シェア・パチスロ内台数シェアは、ともに拡大傾向となっている。4円パチンコと比較して、稼動時間・粗利ともに業績が高いことが要因と考えられる。 時間売上は2018年と比べて横這いとなっている。また時間粗利は2018年と比べて20円低くなっており、時間粗利抑制の流れが続いている。新機種の業績が芳しくない状況が続いていることで、新機種の購入を控え、浮いた購入費用をファンへの還元に充てる動きから、このような結果になったと思われる。

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