DK-SIS白書2018_opt
59/236

212017年タイプ別1業績と遊技環境57DK-SISで見る2017年データ  第2章 クスタイプを含んでいるためであり、業績を単純に前年と比較できない。 2017年の1円パチンコタイプ別業績を総括すると、4円パチンコと同じく、ほとんどのタイプで業績が下落した。1円パチンコの台数シェアがパチンコ内の約1/3を占めることから、パチンコ全体の業績を上昇させるには、1円パチンコの業績も軽視できない。 1円パチンコは台粗利が確保しにくいことから、4円パチンコに比べて機種入替等のコストが抑えられてきた。また、4円パチンコに比べて粗利の構成比率が低いことから、機種の活用がおざなりになっているケースが散見される。さらに、1円パチンコにはみなし機など古い機種が設置されていることが多い上に、2018年以降は検定・認定切れの機種を撤去する必要があるため、今まで以上に機種入替のコストがかかると想定される。ただし、機種の入替が発生するということは、1円パチンコのファンにとって新台入替のようなものであり、アウトの向上が見込まれる。このチャンスを逃さないためには、1円パチンコにおいてもデータ分析を行い、活用を考えていくことが重要となる。・1円パチンコの主要タイプで業績が下落・1円パチンコではライトタイプのアウトが最も高い

元のページ  ../index.html#59

このブックを見る