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53DK-SISで見る2016年データ第2章②201６年タイプ別の業績と遊技環境　2016年の１円パチンコタイプ別台数シェア・業績を見ると、マックスタイプは４円パチンコと同様に遊技機の撤去・回収によって台数シェアが減少し、年末にはほとんど０%となった。業績についてはアウト・粗利ともに下落し、特にアウトはミドル・ライトタイプよりも低くなった。また時間売上・時間粗利はともに微減となった。　ミドルタイプについても、４円パチンコと同様に台数シェアを伸ばしたが、その伸び幅はライトタイプよりも小さくなっている。業績については唯一2015年よりも業績が上昇したタイプとなった。また時間売上・時間粗利はマックスタイプと同様に微減となった。　ライトミドルタイプは2015年と比較して台数シェアにほとんど変化が見られなかった。業績についても他のタイプと比べて変動が小さいが全体的に下落傾向であり、主要なタイプの中で最も低いアウトとなった。時間売上・時間粗利は他のタイプと同様に微減となった。　ライトタイプは台数シェアの最も高いタイプであったが、2016年はマックスタイプとの入れ替えが進んだことでさらに増加した。業績については下落傾向にあり、例年通りすべてのタイプの中で最も高いアウトとなったものの他のタイプとの差は小さくなった。時間売上・時間粗利はともに横這いとなった。　2016年の１円パチンコタイプ別業績を総括すると、４円パチンコと同様に、業績の高かったマックスタイプの撤去が一因となって全体的な業績は下落した。また１円パチンコでは例年ライトタイプが最も高いアウトとなっていたものの、2016年は他のタイプとの差が縮まった。このことは、「１円パチンコだからとりあえずライトタイプを導入する」という営業が難しくなっていることを表している。ライトタイプに限らず４円パチンコでは稼動が振るわない機種であっても１円パチンコでは高稼動となる機種もある。４円パチンコから１円パチンコへの効率的な機種移動を行うことなどによって、店舗全体の業績を向上させていくことが重要なのではないだろうか。・ 1円パチンコのマックスタイプの台数シェアも大幅減少、　多くはライトタイプへ移行・ ライトタイプのアウトが最も高いものの、他のタイプとの　差が縮まるポイント