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概要

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DK-SISで見る業界動向⑧拡がる貸し玉料金引き上げの動き第1章39⑧ 拡がる貸し玉料金引き上げの動き20.0％15.0％10.0％5.0％0.0％ 2014年６月2014年12月2015年6月2015年12月2016年6月2016年12月表1.31　貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移（2014年６月～2016年12月）　2013年10月に遊技料金に対する消費税の取扱について、「遊技料金」には消費税は含まれず、「貸し玉料金」は「遊技料金」に消費税を加えたものであるという解釈運用基準が通達された。これにより、消費税が８%へと引き上げられた2014年４月辺りから従来の貸し玉料金であるパチンコ４円・パチスロ20円を引き上げて営業を行う店舗が複数登場し、徐々に拡がりを見せている。　以下のデータは拡がりを見せ始めた2014年６月～2016年12月にかけて貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移である。　2014年６月以降、パチンコではそれほどの拡がりを見せていないものの、パチスロにおいては比較的多くの店舗が実施している。2016年も貸し玉料金の引き上げを実施した店舗が緩やかに増加し、2016年12月時点でおよそ１/６が貸し玉料金の引き上げを実施している。　2019年10月にはさらなる消費税の増税（10%）が予定されており、これから貸し玉料金の引き上げを実施する店舗がさらに増えると思われる。しかしながら貸し玉料金の引き上げを実施した店舗で、業績面には必ずしも良い影響が現れているようには見受けられない。今後においても拡がり続けていくかどうか、DK-SISでも引き続き注視していきたい。2014年6月2014年12月2015年6月2015年12月2016年6月2016年12月パチンコ1.1％ 2.2％ 2.8％ 2.6％ 3.0％ 3.3％パチスロ3.5％ 13.5％ 14.9％ 14.8％ 15.3％ 16.8％パチンコパチスロ