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概要

DK-SIS白書2016画像

はじめに 日頃よりDK-SISをご愛顧いただき誠にありがとうございます。 DK-SIS会員は2017年3月末現在で3,709会員に、また遊技機台数では約145万台と市場の約1/3に迫る規模に至りました。これもひとえにホール企業様のご協力によるものであり、心より感謝申し上げます。 さて2016年を振り返りますと、DK-SIS推測の業界総粗利は前年比で約5%減少し、約3.11兆円となりました。業界総粗利の減少が長期間続いていることは事実であり、業界全体が厳しい状況にあることは疑いようもありません。またパチンコ遊技機の撤去回収問題は一段落したものの、今後パチスロにおいては5.9号機への切り替えや「新基準機に該当しない遊技機」の撤去問題が控えています。さらにはギャンブル等依存症問題への対応など、しばらくの間は不透明な状況が続くと考えられます。 このような先の読めない状況で大切なことは、市場環境の変化に左右されない強い収益構造を築き上げること、そして変化に応じた柔軟でスピーディーな行動を取ることです。変化をものともしない強い幹を持つ一方で、変化を受け入れ対応していく。現状を乗り切るためには、その両方が求められると考えています。 当社におきましても、「積極的かつ果敢に」をポリシーとし、製品面・サービス面はもちろんのことながら、展示会・セミナーでの革新的な製品の発表、DK-SISによる情報提供などを通じて、この苦境を業界一丸となって乗り越え、業界全体がポジティブ志向になるようにリードしていきたいと考えています。 最後になりますが、DK-SIS白書は日頃よりDK-SISで閲覧できるデータを集約し、将来に残して行きたいという思いから作成しています。過去を振り返ることはもちろんですが、将来を見据える上で本書が必ず皆様方のお役に立てるものであると確信しております。今後も皆様方及び業界全体が発展していくことを心より祈念いたします。G R E E T I N Gダイコク電機株式会社代表取締役社長根本 弘