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概要

DK-SIS白書2016画像

223あとがき 最後まで本白書をご覧いただき、ありがとうございます。今年よりDK-SIS白書の監修・総指揮をしております片瀬と申します。DK-SIS白書も創刊してから14年目となりました。 本白書にて業界の2016年データを改めてご覧いただき、どのように感じられましたか。 2016年はパチンコのマックスタイプが全て撤去され、「大当り確率下限1/320」・「確変継続率65%以下」・「ベース30以上」・「ヘソ賞球4個以上」等、より遊びやすいパチンコ環境の実現に向けた1歩を踏み出す1年となりました。誰もがファン人口の回復を願うも、売上性能低下に伴って玉単価は低くなったものの、玉粗利(時間粗利)は横這いとなり、ファンにとって遊びやすい環境の実現はできませんでした。この結果、パチンコの業績はDK-SISで集計を開始して以来最低の業績となりました。 またパチスロは2015年12月から登場した5.5号機が大型機種であっても業績低迷となる一方で、本来であれば撤去していかなければならない「新基準に該当しない遊技機」の活躍によってパチスロの業績はわずかな下落にとどまりました。結果として「新基準に該当しない遊技機」の撤去促進につながらず、新台販売台数は大幅に減少しました。 業界の厳しい状況が続く中、本白書にはパチンコ・パチスロともに2016年に登場した全機種の業績貢献を掲載しています。2017年はこれまで以上に機種選定、入替戦略が重要となります。遊びやすい環境を目指しながらファンとWIN&WINの関係を作っていけるよう、見逃してしまって導入されていない好業績機種やファンの好む傾向を読み取って今後の戦略に活かしていただければと思います。 最後に、DK-SIS白書は市場の実態にもっとも近いデータベースに基づいて編集されている書籍であり、パチンコ業界を振り返る際、業績とともに実態を把握できる唯一無二のものとなります。今後も機種業績一覧や365日すべての業績が把握できるイベントカレンダーに続く新たな内容を掲載していきますので、ご購入していただいた皆様方のお役立てとなれば幸いです。ダイコク電機株式会社DK-SIS室 室長片瀬 宏之T R A I L E R