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概要

DK-SIS白書2016画像

DK-SISで見る業界動向②2016年の業界考察第1章14例 「ちょいパチ」シリーズ:2016年7月から登場。 大当り確率が1/40より甘く遊びやすい遊技機。「CR銀河機攻隊マジェスティックプリンスAM-F」(大一商会):2016年4月登場。 パチンコでありながらパチスロのように大当りをストックする機能が特徴的。「CR戦国無双猛将伝YCE」(サンスリー): 2016年8月登場。  1種2種のゲーム性と特別図柄の保留を利用することで、期待度約40%の抽選を3回受けられることが特徴的。「CR天下一閃」シリーズ(大一商会):2016年10月登場。 往年の一発台(権利物)のようなゲーム性を再現。 今後は出玉性能を売りにすることが難しくなるのは間違い無く、閉塞感の漂う現在の市場を活性化させるために、このような新しい遊技性を持った遊技機は必要な存在である。引き続き新しいアイデアに富んだ、ファンに受け入れられる機種の登場が望まれる。? パチスロ5.9号機の概要が明らかに、出玉性能制限の流れが続く  2017年10月以降、市場に登場するパチスロの新機種(いわゆる5.9号機)においては、現行機種と比較して出玉性能に大きな制限が加わることが決まっている。現行機種と大きく異なる点は以下の通りである。【指示機能(いわゆるART等の押し順ナビ)についての主な制限】・指示機能のゲーム区間を大きく2つに分ける(通常区間・有利区間)・有利区間の突入は完全確率・有利区間は最大1,500ゲームで必ず終了し、通常区間へ移行・有利区間のゲーム数は全体の70%未満【役物比率表示機能の搭載義務】・累計の有利区間比率・6000ゲームの役物比率と連続役物比率・累計の役物比率と連続役物比率 これによって、5.9号機においては現行機種のような「突出した一撃性」の実現が難しくなることは間違いない。このため出玉性能の高い現行機種が一定数残る中では5.9号機が登場したとしても苦戦が予想される。しかしながら、2017年12月1日時点で「新基準に該当しない遊技機」の比率を30%以下に減らさなければならず、さらにこれらの機種を完全に撤去しなければならなくなる時期が必ず訪れると考えられる。 このような状況を考慮すると、これからも継続的に設置できる5.5号機は、現時点では厳しい業績となっている機種が多いものの、5.9号機時代になることで改めて見直される可能性もある。5.9号機も含めてファンに支持される機種がどのような機種なのかを模索しておくことが重要である。