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概要

DK-SIS白書2015画像

53DK-SISで見る2015年データ第2章②2015年タイプ別の業績と遊技環境 台数シェアに注目すると、4円パチンコと同様に、マックスタイプが大幅に増加する一方で、ミドル・ライトミドルタイプは減少した。 アウト・粗利に注目すると、主要なタイプではすべて前年を下回る業績となっている。しかしながら、4円パチンコと異なり、マックスタイプの業績の下落幅は他のタイプと比べて小さくなっている。 時間売上・時間粗利に注目すると、時間売上は全体的に上昇傾向にあり、4円パチンコと同様である。また、時間粗利は前年と比べて目立った変化は見られない。 1円パチンコでは4円パチンコと異なり、最も出玉性能が低いライトタイプが他のタイプよりも台数シェアが多く、アウトも高くなっている。また、それに次ぐアウトとなっているタイプはマックスタイプであり、台数シェアについても1円パチンコの20%を超えるまで増加している。店舗内のマックスタイプの台数シェアを減らす動きは、1円パチンコにおいても不可避であり、店舗経営にも決して小さくない影響を与えると考えられる。さらに、マックスタイプだけではなく、それ以外のタイプでも撤去対象となる機種は多いと考えられ、1円パチンコで業績貢献が期待できる機種は中古機市場において高値での取引が想定される。現在のパチンコ市場においては1円パチンコは欠かせないものとなっており、早め早めに対策を講ずることが1円パチンコでも必要となるのではないだろうか。1円マックスタイプの台数シェアは大幅増加するも、業績の下落幅は他のタイプより小さいポイント