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概要

DK-SIS白書2015画像

DK-SISで見る業界動向⑧拡がる貸し玉料金引き上げの動き第1章41⑧ 拡がる貸し玉料金引き上げの動き20.0%15.0%10.0%5.0%0.0% 2014年3月2014年6月2014年12月2015年6月2015年12月表1.31 貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移(2014年3月~2015年12月) 2013年10月に遊技料金に対する消費税の取扱について、「遊技料金」には消費税は含まれず、「貸し玉料金」は「遊技料金」に消費税を加えたものであるという解釈運用基準が通達された。これにより、消費税が8%へと引き上げられた2014年4月辺りから従来の貸し玉料金であるパチンコ4円・パチスロ20円を引き上げて営業を行う店舗が複数登場し、徐々に拡がりを見せている。 以下のデータは拡がりを見せ始めた2014年3月~2015年12月にかけて貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移である。 2014年4月以降、パチンコではそれほどの拡がりを見せていないものの、パチスロにおいては2015年12月時点でDK-SISへデータを送信頂いている店舗の約15%が貸し玉料金の引き上げを実施している。また2014年から2015年の推移に目を向けると、実施している店舗の割合はほとんど変化していない。 ただし、2017年4月にはさらなる消費税の増税(10%)が予定されており、これから貸し玉料金の引き上げを検討される店舗が増える可能性も考えられる。しかしながら貸し玉料金の引き上げを実施した店舗で、業績面への影響はほとんど現れていないように見受けられる。今後においても拡がり続けていくかどうか、DK-SISでも引き続き注視していきたい。2014年3月2014年6月2014年12月2015年6月2015年12月パチンコ0.1% 1.1% 2.2% 2.8% 2.6%パチスロ0.2% 3.5% 13.5% 14.9% 14.8%パチンコパチスロ