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概要

DK-SIS白書2015画像

DK-SISで見る業界動向②2015年の業界考察200第1章14総量計算の変更・ループorSTの場合 ヘソ賞球3個→総量7,200個 電チュー賞球1~2個→総量6,800個 ヘソ賞球1~2個→総量5,800個・V確の場合 ヘソ賞球3個→総量6,800個 電チュー賞球1~2個→総量6,400個 ヘソ賞球1~2個→総量5,400個 (なお総量は払出数の期待値であり、初当り分を含まない)初当り(一連の大当り区間)での最低獲得球数 ・下限確率1/320まで→最大獲得球数の3分の1以上、かつ600個以上 ・下限確率1/260まで→最大獲得球数の4分の1以上 ・下限確率1/160まで→最大獲得球数の8分の1以上■2016年以降の内規変更スケジュール →<申請>  i.下限確率1/320、通常時のベースを30程度(目安)に:~2016/1ii.下限確率1/320、継続率上限65%:2016/2~  iii.ヘソ賞球を4個以上に:2016/4~ →<新規設置の期限>  i.の機種:2016/4まで そもそもパチンコの業績が年々下落している要因として、出玉性能のみに頼る営業の限界ということを常々お伝えしてきた。しかしながら、2015年は内規変更による駆け込み的な入れ替えがあったことも影響して、4円パチンコ内におけるマックスタイプのシェアが過去最高となった結果、業績の冷え込みが続いている。やはり長期的視点で見れば出玉性能のみに頼らない多様な遊技機開発の推進が必須である。 そのような中、新しい遊技性を持つ機種として、SUPER小当りRUSHが搭載された機種が2015年4月のニコニコ超会議に参考出展され、11月に初めての機種となる「CR交響詩篇エウレカセブン~アネモネVer.GLZ」(西陣)が登場した。また、日工組の新規参入メーカーである「株式会社A-gon」から、40年ぶりとなる手打ちパチンコ「昭和物語」シリーズが登場する等、新しい遊技性を持った機種も登場した。? パチスロ遊技機の出玉性能が抑制される 2014年9月にパチスロ試射試験方法の変更が施行された。従来の試験方法では指定の押し順で遊技した場合の下限出玉率が55%以上となっていれば問題無かったが、変更後はどのような押し順で遊技しても(押し順ナビに従わずに遊技しても)下限出玉率が55%以上となるかという試験が追加された。これにより通常時の出玉率が上がることで大当り区間の出玉が抑制され、2015年に登場した多くの機種で出玉性能が低くなった。なお本白書においては、この試射試験方法の変更に適応した機種を「新基準機」と表記している。