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概要

DK-SIS白書2014

DK-SISで見る業界動向第1章⑧拡がる貸し玉料金引き上げの動き39⑧ 拡がる貸し玉料金引き上げの動き20.0%15.0%10.0%5.0%0.0% 2014年3月2014年6月2014年9月2014年12月表1.31 貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移(2014年3月~2014年12月) 2013年10月に遊技料金に対する消費税の取扱について、『「遊技料金」には消費税は含まれず、「貸し玉料金」は「遊技料金」に消費税を加えたものである』という解釈運用基準が通達された。これにより、消費税が8%へと引き上げられた2014年4月頃から、従来の貸し玉料金であるパチンコ4円・パチスロ20円を引き上げて営業を行う店舗が複数登場し、徐々に拡がりを見せている。 以下のデータは2014年3月~12月にかけて貸し玉料金を引き上げた営業を行っている店舗の比率推移である。 2014年4月以降、パチンコではそれほどの拡がりを見せていないものの、パチスロにおいては2014年12月時点でDK-SISへデータを送信頂いている店舗の13.5%が貸し玉料金の引き上げを開始している。また引き上げの中身を見ると、パチスロではほとんどの店舗で「1000円47枚」(1枚約21.3円)が採用されているが、パチンコでは「100円24玉」(1玉約4.17円)・「500円116玉」(1玉約4.31円)のどちらかを採用する店舗がほとんどとなっている。 2017年4月にはさらなる消費税の増税(10%)が予定されており、貸し玉料金の引き上げを検討される店舗が増える可能性が考えられる。しかしながら貸し玉料金の引き上げを実施した店舗で、業績面への影響はほとんど現れていないように見受けられる。今後においても拡がり続けていくかどうか、DK-SISでも引き続き注視していきたい。2014年3月2014年6月2014年9月2014年12月パチンコ0.1% 1.1% 1.6% 2.2%パチスロ0.2% 3.5% 10.8% 13.5%パチンコパチスロ