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概要

DK-SIS白書2013

3で見る業界動向分析ここからは、DK-SISが所有するデータを基にした業界分析を行う。一般的に業界規模は売上ベースで表されるが、パチンコ業界における売上金額はあくまでも貸し玉金額の合計であり、実際にはその中から出玉で還元するため、売上金額自体はさほど大きな意味を持つものではない。業界の業績を捉えるには、遊技機の稼動時間(人気指標)と粗利(利益指標)の2つのデータで捉えることが妥当であると考える。■全店以下のデータはDK-SISにおける遊技機1台当たりの日平均データ(パチンコ・パチスロを合算)の過去5年間推移である。DK-SISで見る業界動向(時間)8.06.0稼動時間粗利8,0007,0006,0005,000(円)表1. 6業界動向推移(2009年~2013年)第1章4.02.04,0003,0002,00031,000DK-SISで見る業界動向分析0.02009年2010年2011年2012年2013年02009年2010年2011年2012年2013年対前年稼動時間(時間)4.914.714.704.604.42-0.18売上(円)26,66224,19323,67023,39522,656-739粗利(円)4,1153,7783,6683,5573,403-154時間売上(円/時間)5,4305,1305,0405,0905,130+40時間粗利(円/時間)8408007807707700◆2009年は4円・1円パチンコ、20円・5円パチスロの合算◆2010年以降は全ての貸し玉(コイン)料金営業データの合算2013年は、2012年と比較して稼動時間・粗利ともに下落した。過去5年の推移を見ても、業績は下落が続いている。時間売上・時間粗利に注目すると、2012年と比較して時間売上は微増したが、時間粗利は横這いとなった。全体としては上記のような状況となっているが、詳しい状況を見るためにパチンコ・パチスロ別、貸し玉(コイン)料金別のデータを次頁以降で確認を行う。P O I N Tポイント遊技機1台当たりの業績は下落が続く18