ブックタイトルDK-SIS白書2011

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概要

DK-SIS白書2011

第1章Chapter 11DK-SISで見る業界動向1の概要DK-SISの概要DK-SISは1989年10月より、店舗経営を支援するシステムとして開始された有料コンテンツサービスである。1会員当たり、年間約36万円(コンテンツ内容により異なる)の会費を頂くことでサービスを提供している。仕組みを簡単に説明すると、会員の持つ弊社製コンピュータより弊社サーバへ営業データを送信して頂き、そのデータの集計・分析を行い、それらのデータをインターネットで閲覧して頂くことで会員へフィードバックする形の会員制情報サービスとなっている。DK-SISではホール経営における最大のノウハウとなる営業データを取り扱っているため、上記の仕組みの中でも特にセキュリティには細心の注意を払っている。以下はDK-SISのシステム構成図である。表1. 1システム構成図本部・ホール全国データダイコク電機DK-SIS管理センターインターネットDK-SISホールDK-SISサーバ遊技台CⅡCⅡCシステムダイコク電機製営業管理用コンピュータ店舗データ◆会員数3,463会員(2012年3月末現在)◆約112万台の遊技機台数(2012年3月末現在)◆年間売上8.6兆円のデータ規模(2012年3月末現在)DK-SISを利用して頂くメリットとして、以下のようなことが挙げられる。●業界全体の業績の基準値を知ることで、自店の業績の客観的な評価、データに対する詳細な分析が可能になる。(例えば、新店・店舗拡大時のパチンコ・パチスロ構成比率や機種構成の検討、機種入替・増減台のタイミング検討、機種活用の検討等)●多岐にわたる新機種のスペックデータをダウンロードし、シミュレーションを行うことで自店に合った最適の遊技機を検討することができる。DK-SISは2012年3月時点において、遊技機台数約112万台(全国設置台数の約25%)、年間売上8.6兆円という他に類を見ない規模の営業データを保有するに至っている。このデータを基に集計される業界平均値データ、機種平均値データといったデータの信頼性は非常に高く、ホールや遊技機メーカーから高い評価を頂いている。また近年では、業界関係者のみならず金融機関等、業界外からも高い関心が寄せられている。6