ブックタイトルDK-SIS白書2011

概要

DK-SIS白書2011

第2章DK-SISで見る2011年データChapter 2332011年損益分岐割数分布と損益分岐割数別分析2011年損益分岐割数分布と損益分岐割数別分析■パチンコＤＫ-ＳＩＳでは2011年7月よりパチンコの損益分岐割数の区分を以下の7区分としている。１6割以上（１5．５割以上）１5割（１4．５割以上１5．５割未満）１４割（１３．５割以上１４．５割未満）１３割（１２．５割以上１３．５割未満）１２割（１１．５割以上１２．５割未満）１1割（１0．５割以上１1．５割未満）10割（10.5割未満）今回の白書では、4円・2円・1円パチンコそれぞれの損益分岐について確認を行う。以下のデータはDK-SISにおける2011年12月時点の4円パチンコ各損益分岐割数区分の設置台数シェアである。比較のために2010年12月のデータを併せて掲載した。ただし、2010年12月時点のデータは旧損益分岐割数区分（15割以上、14割、13割、12割、11割以下）で分割している。表２．9４円パチンコ損益分岐割数別台数シェア（各年12月末時点）2.6%100％1.9%16割以上ポイントP低損益分岐の台数シェアが増加90％5.3%0.4%15割4.4%14割80％70％22.3%19.9%13割12割11割10割60％23.5%23.4%50％40％30％20％46.3%17.7%32.3%10％0％2010年12月2011年12月損益分岐割数２０10年１２月２０11年１２月対前年16割以上1.9%2.6%15割0.4%－0.3%14割5.3%4.4%－0.9%13割22.3%19.9%－2.4%12割23.5%23.4%－0.1%11割17.7%46.3%10割32.3%＋3.7%2011年は10割・11割の低損益分岐台数シェアが増加し、その他の損益分岐は減少した。その結果、10割・11割を併せた台数シェアが4円パチンコの半分を占めるに至った。低損益分岐の台数シェア増加傾向は鈍化しているものの2011年においても3.7%の増加となった。58