ブックタイトルDK-SIS白書2011

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概要

DK-SIS白書2011

DK-SISで見る2011年データ第2章Chapter 22貸し玉料金内台数シェアを見ると、1円パチンコと4円パチンコではタイプ構成が大きく異なっている。1円パチンコはライトタイプの台数シェアが40%超と最も高くなっており、4円パチンコのライトタイプとは対照的に、低い初期投資で遊技できる機種が多く設置されている。アウトを見ると、こちらも初期投資の低いライト・ライトミドルタイプが、ミドル・マックスタイプよりも高くなっている。1円パチンコを遊技するファンのニーズも、台数シェアと同様、初期投資の低いライト・ライトミドルタイプに集中していると考えられる。粗利を見ると、アウトとは逆に、初期投資が上がるにつれて上昇している。ただ、4円パチンコに比べて、タイプ間の粗利格差は小さい。時間粗利を見ると、1円パチンコは初期投資が高くなるにつれて時間粗利も高くなっている。全体的には時間粗利が400円前後と低い水準となっており、4円パチンコに比べて1円パチンコはファンの負担が非常に低い。しかしながら、時間売上が4円パチンコの約1/4であるのに対し、時間粗利は約1/3となっていることは把握しておくべきである。4円パチンコのライトタイプの業績が低迷し続けていることと、1円パチンコにおいてライトタイプのアウトが他のタイプよりも高くなっていることは無関係とは考えにくい。何故なら、4円ライトタイプの時間粗利が高騰しファンの負担が大きくなる中、1円パチンコで特に負担が小さいライトタイプへ移動していることが推測できるためである。このような要因も含め、今後も1円パチンコはライトタイプが中心となる可能性が高いため、その活用には気を配る必要がある。2011年タイプ毎の業績と遊技環境ポイントP oint1円パチンコはライトタイプの活用方法が重要55