ブックタイトルDK-SIS白書2011

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概要

DK-SIS白書2011

第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 15業界総粗利と遊技機購入費考察以下のデータは、「表1.18遊技機設置台数（年間平均）の推移」と「表1.20ＤＫ-ＳＩＳが推測する過去5年間の業績推移」からパチンコ業界の市場規模を推測したものである。なお、年間の営業日数は営業休日を考慮し、例年では年間で330日の営業を行ったものと仮定して算出しているが、2011年は東日本大震災による影響も考慮し、325日の営業を行ったものとして算出を行った。表1. 21が推測する市場規模の推移（1995年・2007年～2011年）（兆円）5040パチンコ売上パチスロ売上パチンコ粗利パチスロ粗利30201001995 95年2007 07年2008 08年200909年2010年2011年年1995年2007年2008年2009年2010年2011年総売上（兆円）総粗利（兆円）パチンコ－20.521.220.918.116.4パチスロ－12.07.26.77.28.2市場全体－32.528.427.625.324.6パチンコ3.792.583.123.192.802.58パチスロ0.701.791.201.081.151.24市場全体4.494.374.324.273.953.82粗利率（％）－13.4% 15.2% 15.4% 15.6% 15.5%業界の市場規模（売上規模）をDK-SISの実データから推測すると、業界の売上規模は約24.6兆円と若干ながら下落した。またDK-SISで業界の状況を表す最も重要な指標と考えている粗利規模は、約3.82兆円と下落傾向が続いており、市場を取り巻く環境はさらに厳しくなっていると言える。パチンコ・パチスロ別で見ると、業界総売上・総粗利ともにパチンコが下落したもののパチスロは上昇した。パチンコの下落分をパチスロで補う状況となっているが、パチンコの下落幅が大きいため、その全てを補い切れていないことが見て取れる。ポイントP oint売上・粗利規模は下落傾向が続く32