ブックタイトルDK-SIS白書2011
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概要
DK-SIS白書2011
第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 13DK-SISで見る業界動向分析■パチンコ全体（低価貸し営業含む）以下のデータはＤＫ-ＳＩＳにおけるパチンコ機1台当たり（低価貸し営業を含む）の日平均データの過去5年間推移である。表１．7パチンコ動向推移（2007年～2011年）（個）（円）400008,000アウト粗利350007,000300006,000250005,000200004,000150003,000100002,00050001,00002007年2008年2009年2010年2011年02007年2008年2009年2010年2011年対前年アウト（個）2536025740250802290022210-690稼動時間（時間）5.15.15.04.64.4-0.2売上（円）30,14630,49629,04424,72923,048-1,681粗利（円）3,7884,4734,4243,8383,608-230時間売上（円）5,9405,9005,7705,3805,170-210時間粗利（円）750870880830810-20※2007年は4円パチンコのみ、２００８・２００９年は４円・１円パチンコの合算※２０１０年以降は全ての貸し玉料金営業データの合算2011年のパチンコ機1台当たりの業績は、2010年と比較して稼動時間・粗利ともに下落した。特に2009年頃から下落傾向が大きく現れており、パチンコ全体の凋落傾向は甚だしい。時間売上・時間粗利に注目してみると、パチンコ全体で見た場合でも、ともに下落傾向となっている。時間粗利については、2009年をピークに下落に転じたが、この要因が「低価貸し営業の増加」によるものなのか、「全体的な時間粗利の下落」によるものなのかは、これらのデータの詳細を見なければ判断ができない。そこでこの要因を判断するため、「4円パチンコ」と、低価貸し営業の中心的存在である「1円パチンコ」に分け考察を行うことにする。20