DK-SIS白書2010

DK-SIS白書2010 page 83/238

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DK-SISで見る2010年データ第2章Chapter 2以下は店舗シェアが高い4つの営業形態について、2010年12月の貸し玉料金別業績を表したものである。表2. 38パチンコ営業形態毎の貸し玉料金別業績(2010年12月)営業形態項目....

DK-SISで見る2010年データ第2章Chapter 2以下は店舗シェアが高い4つの営業形態について、2010年12月の貸し玉料金別業績を表したものである。表2. 38パチンコ営業形態毎の貸し玉料金別業績(2010年12月)営業形態項目1円2円4円全体4円・1円併設店4円専門店4円・2円・1円併設店1円専門店SIS平均アウト(個) 26710 20240 21830売上(円) 7,753 29,434 24,105粗利(円) 1,998 4,213 3,669玉粗利(円) 0.07 0.21 0.17パチンコ内台数比率24.7% 75.3%-アウト(個) 21240 21240売上(円) 29,999 29,999粗利(円) 4,350 4,350玉粗利(円) 0.20 0.20パチンコ内台数比率100.0%-アウト(個) 24090 13420 15430 17750売上(円) 6,849 8,434 23,020 16,628粗利(円) 1,916 1,951 3,918 3,109玉粗利(円) 0.08 0.15 0.25 0.18パチンコ内台数比率29.5% 11.7% 58.9%-アウト(個) 25300 25300売上(円) 7,725 7,725粗利(円) 1,990 1,990玉粗利(円) 0.08 0.08パチンコ内台数比率100.0%-アウト(個) 25890 15800 20100 21450売上(円) 7,626 10,409 29,083 23,252粗利(円) 2,054 2,454 4,227 3,635玉粗利(円) 0.08 0.16 0.21 0.17パチンコ内台数比率----8パチンコ営業形態別の店舗シェアと業績貸し玉料金別では、アウトは1円パチンコが、粗利は4円パチンコが最も高くなっている。次に営業形態別に全体の業績を見ると、アウトが最も高いのは1円専門店で、粗利が最も高いのは4円専門店である。4円パチンコを含む3つの営業形態の全体業績を比較すると、アウトは4円・1円併設店が、粗利は4円専門店が最も高くなっている。また、4円・2円・1円併設店の業績は、アウト・粗利ともに3つの営業形態の中で最も低い。しかしながら単純にアウト・粗利の差だけで業績を判断することはできない。低価貸しパチンコは4円パチンコに比べて遊技機購入費用を抑えられるケースが多いため実際には遊技機購入費用を含めた営業利益で判断する必要がある。次に、1円パチンコを含む3つの営業形態の全体の業績を比較すると、アウトは1円専門店が、粗利は4円・1円併設店が最も高い。また、1円専門店の粗利は他の営業形態と比べて極端に低くなっているため、特に営業利益を重視する必要がある。最後に2円パチンコを見ると、上記の表で唯一2円パチンコを実施している4円・2円・1円併設店のアウトは、他の営業形態と比べて極端に低い。この営業形態の中で貸し玉料金別業績に注目すると、特に2円パチンコのアウトが低く、4円パチンコのアウトにすら劣る。また、粗利についても1円パチンコとほとんど差がなく芳しくない。この営業形態における2円パチンコは、業績貢献度が非常に低いと言える。ポイントPOINT営業形態の多様化に伴い、営業利益の重要性が増す81