DK-SIS白書2010 page 36/238

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第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 16DK-SIS催事日分析■パチンコ以下のデータは過去5年間におけるパチンコの催事日商戦業績推移である。表１．２2パチンコ催事日商戦業績推移（2006年～2010年）項目2006年2007年200....

第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 16DK-SIS催事日分析■パチンコ以下のデータは過去5年間におけるパチンコの催事日商戦業績推移である。表１．２2パチンコ催事日商戦業績推移（2006年～2010年）項目2006年2007年2008年2009年2010年対前年アウト（個）2950030000297002950027100-2400ゴールデンウィーク粗利（円）5,310 5,370 6,070 6,290 5,300 -990時間粗利（円）9009001,0201,070980-90アウト（個）27300 29000 28700 27000 25700 -1300お盆粗利（円）5,040 5,820 5,920 5,470 5,050 -420時間粗利（円）920 1,000 1,070 1,010 980 -30アウト（個）26800 29900 27600 26600 24500 -2100正月粗利（円）5,580 6,970 6,980 6,270 5,710 -560時間粗利（円）1,040 1,170 1,270 1,180 1,170 -10アウト（個）25020 25360 25740 25080 22900 -2180年間平均粗利（円）3,420 3,790 4,470 4,420 3,840 -580時間粗利（円）680 750 870 880 830 -50※２００８・２００９年は４円・１円パチンコの合算※２０１０年は全ての貸し玉料金営業データの合算パチンコの業績は、全ての催事日で大幅に下落した。催事日ごとの業績を見ると、全店と同様にアウトはゴールデンウィークが最も高く、粗利は正月が最も高い。2010年の催事日商戦において、全店ではゴールデンウィークの時間粗利が最も大きく減少した。これは、パチスロの時間粗利の減少幅が小さいことから（３５頁参照）、パチンコの時間粗利減少が大きく影響している。パチンコでは、低価貸し営業が広まり、全ての催事日で時間粗利が減少した。その中で、特にゴールデンウィークの時間粗利の減少幅が大きくなっている要因は、台数シェアの大きい4円パチンコの時間粗利が他の催事日で増加する一方、ゴールデンウィークは横這いに留まったためである。また、全店では催事日の稼動時間が下落傾向にある中、お盆の稼動時間だけが横這いに留まった。パチスロのアウトは、全て催事日で同程度上昇している。一方、パチンコでは全体的にアウトが下落傾向の中、お盆のみ下落幅が小さい。これは、2009年8月には大型機種が登場せず、お盆のアウトが低調であったためである。結果的に、全店ではお盆の稼動時間のみが横這いとなった。ポイントPOINTすべての催事日で業績が大幅下落34