DK-SIS白書2010

DK-SIS白書2010 page 34/238

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第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 15業界総粗利と遊技機購入費考察店舗にとっては、ファンからの収入が落ち込んだ上に、メーカーへの支出が大きくなっており厳しい状況と言える。このことから店舗の新台....

第1章DK-SISで見る業界動向Chapter 15業界総粗利と遊技機購入費考察店舗にとっては、ファンからの収入が落ち込んだ上に、メーカーへの支出が大きくなっており厳しい状況と言える。このことから店舗の新台購買意欲は落ちていると想定され、新台導入が少なく済む低価貸し営業の増加傾向や導入台数の減少傾向は続くと考えられる。現在のような新台から高粗利の活用を行い、利益を確保して次回の入替を行うというサイクルを繰り返す新台入替に頼った営業は、稼動時間の大幅な下落や機種寿命の短命化の流れを見ても既に限界にきていることは明らかである。このため、入替効率のアップと入替コスト削減が急務となる。その際、入替コストは台数ではなく、実際の購入金額の合計を見る必要がある。ホールの収益源とも言える遊技機利益がこのままの状態では、固定費の削減等経営の体質が変化しない限り、経営が苦しくなる店舗が増えることは必然の流れとなる。店舗単位で遊技機利益の可視化を行い、効率的な新台入替を目指すことが、合理化への第一歩となるのではないだろうか。ポイントPOINT2010年の遊技機利益規模は大幅に下落32