電源に関する注意事項
- 島内に電源(100V)を使用する設備を新たに追加した場合、一次側の容量を確認していますか?
- 使用したコンセントは、他社設備の専用回路ではありませんか?
- コンセントの増設や延長を実施した際に、安全を確認しましたか?
許容電流量を超えた電流が流れると、安全ブレーカーにて電源が遮断され、機器の使用が出来なくなります。
事前に確認を行ってから機器の設置をしましょう。
他社専用の電源回路の場合、すでに多くの電力を使用している場合があります。
必ずその回路を使用している設備メーカーの了承を得てから、コンセントを使用するようにしましょう。
電源タップや延長ケーブルのような簡易な施工をする場合、定格電流・定格電圧を確認して許容範囲内の機器のみ接続するようにしましょう。
許容範囲以上の電流が流れた場合、過熱や発火の恐れがあります。
他社設備に対して悪影響を与えないための注意事項
- 電源配線・通信配線などの固定に、他社の製品・配線を利用していませんか?
- 他社設備を許可無く撤去したり移設していませんか?
- 他社設備の配線の抜け・断線はありませんか?
- 島内設備を追加変更した際に、その内容は他社設備に影響はありませんか?
配線類の固定作業中に、他社配線を断線させたり誤接触させてしまうことで、機器の正常な動作を妨げます。
また電源配線がショート状態になった場合、過剰な電流が流れ機器の故障や過熱・発火の恐れがあります。
利用しないように注意しましょう。
他社設備に関して、一見動作していないように見える機器や配線でも、勝手に撤去・移設を行うと正常に動作しなくなるばかりか、機器を安全に動作させる機能を損なう場合もあります。
必ず確認をとってから撤去・移設を行いましょう。
配線抜けや断線箇所で線がショートした場合、過剰な電流が流れてしまい過熱や発火の恐れがあります。
またコンセントの抜けは、用途の違うコンセント(24V、100V、特定設備専用など)への接続により機器の故障や過熱・発火の恐れがあります。
コンセントの浮き・緩みに関しては、トラッキング現象の恐れがあります。作業前後に必ず確認作業を行いましょう。
自社設備のみ確認作業を行っても、他社設備に影響を与えていないかどうかは実際に他社設備を含めた動作確認をしないと判断できません。
必ず他社設備を含めた確認作業を実施しましょう。
注意事項
- 配線の挟み込みや不要な垂れ下がりは、ありませんか?
- 電源コンセントの差し違いは、ありませんか?
- 電源プラグは、電源コンセントにしっかり差さっていますか? ホコリで汚れていませんか?
- 遊技台を固定するビスや釘などが、既存の配線類を傷つけていませんか?
- 玉(メダル)のこぼれはありませんか? ホコリが溜まっていませんか?
特に電源ハーネスの挟み込みや接触不良があると過熱や発火の恐れがあります。
遊技台の開け閉め、CRユニットの抜き差しを想定した、配線類の束ねや固定が必要です。
島内には、用途の違うコンセント(24V、100V、特定設備専用など)が混在します。
差し間違いは、機器の故障や過熱・発火の恐れがあります。
規格や目的のわかりやすい表記が必要です。
コンセントの浮き・緩みがあると、トラッキング現象の発生等、過熱や発火の恐れがあります。
電源コンセント周辺にホコリが溜まっている状況は極めて危険です。清掃や、電源プラグの差込確認が必要です。
柱や梁の反対側にビスや釘が突き抜け、配線などを傷つけてしまうことがあります。
配線のショート・接触不良・断線は過熱・発火の恐れがあります。
特に電源トランス周辺のこぼれは、極めて危険です。
ホコリは発火の原因となります。定期的な清掃点検が必要です。