ニュースリリース

2019年3月期 決算を発表しました。

2019年5月14日15:20より名古屋証券取引所にて決算発表を行いました。

決算概略

情報システム事業、制御システム事業とも減収だったが、売上総利益率の改善、販売費及び一般管理費の減少により増益となった。

  売上高 営業利益 経常利益 親会社に帰属する
当期純利益
2019年3月期 311.6億円 15.2億円 17.4億円 12.6億円
2018年3月期 340.9億円 11.9億円 13.9億円 7.8億円
(期初計画) 350.0億円 13.0億円 14.0億円 8.0億円

市場動向

  1. 当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」(以下「新規則」という。)の施行から1年以上が経過しておりますが、市場には依然として旧規則遊技機と新規則遊技機が混在するなか、新規則に適した魅力的な遊技性を創出することにより、新規則遊技機への移行を加速させることが求められています。
  2. 警察庁生活安全局「平成30年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」によると遊技機設置台数はパチンコ遊技機が112,223台、パチスロ遊技機が21,841台各々減少し、合計4,302,731台となりました。しかし、1店舗当たりの遊技機設置台数は9.0台増加し、427.7台となりました。

情報システム事業「減収増益」

 「ホールコンピュータは前期を上回り、情報公開端末・CRユニットは前期並み」
 「景品顧客システムなどその他主力製品の販売が苦戦」
 「研究開発費が減少」

  売上 セグメント利益
2019年3月期 244.7億円 27.2億円
2018年3月期 248.2億円 24.3億円
(当初計画) 260.0億円  
  • 大手企業へ導入が進んでいるホールコンピュータの販売は前連結会計年度を上回り、ファン向け情報公開端末「BiGMO PREMIUMⅡ」「REVOLA」、及び当社独自のセキュリティ提案が高い評価を受けたCRユニット「VEGASIAⅢ」などの販売は前連結会計年度並みとなりました。
  • 新規出店や大規模改装が減少する厳しい市場環境下において、景品顧客システムなどその他主力製品の販売は前連結会計年度を下回りました。
  • 主に研究開発費の減少により、セグメント利益は前連結会計年度を上回りました。

制御システム事業「減収増益」

 「表示ユニットは好調に推移」
 「制御ユニット及び部品販売は減少」
 「パチスロ遊技機の販売台数が減少(約5,500台→0台)」

  売上 セグメント利益
2019年3月期 67.4億円 4.9億円
2018年3月期 93.2億円 4.3億円
(当初計画) 80.0億円  
  • 遊技機市場全体の新台販売台数が低調に推移するなか、パチンコ遊技機向け表示ユニットの販売は好調に推移し、前連結会計年度を上回りました。
  • 新規則の影響による遊技機メーカーの販売計画の見直しやリユース率の上昇などもあり、制御ユニット及び部品販売においては前連結会計年度を下回りました。

  • 前連結会計年度は約5,500台のパチスロ遊技機を市場投入しましたが、当連結会計年度での販売はありませんでした。

2020年3月期 通期見込

通期業績 (単位:百万円)

区分 2018年
3月期
2019年
3月期
前期比 2020年
3月期(見込)
前期比
売上高 34,093 31,166 -8.6% 34,000 9.1%
営業利益 1,192 1,527 28.1% 1,200 -21.5%
経常利益 1,390 1,748 25.8% 1,250 -28.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 785 1,263 60.9% 800 -36.7%
1株当たり当期純利益(円) 53.11 85.46 54.12

見通し

わが国経済は、雇用や所得環境の改善が続くなか、2020年3月期においても緩やかな国内景気の回復が続くことが期待されるものの、10月に予定されている消費税増税の影響など、個人消費においては依然として先行き不透明な状況が予想されます。また、貿易摩擦の激化や欧州の政策動向など、海外経済の動向と政策に関する不確実性や、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。

当社グループが携わるパチンコ業界では、パチンコ遊技機において新台販売台数が減少傾向にあるなか、引き続き厳しい市場環境の継続が予想されます。パチスロ遊技機においては2019年12月迄に約18万台が認定切れによる新規則機への入替えが予定されており、今後の動向が注目されます。  また、消費税増税後の対応として貸玉(貸メダル)料金の変更を検討するパチンコホール経営企業も 増加傾向にあり、既存のCRユニットからの外税対応機能を有した当社製CRユニット「VEGASIAⅢ」への入替需要が見込まれます。

情報システム事業

売上高 260億円

情報システム事業においては、新規則に対応した様々なコンテンツを搭載した製品を市場投入することでパチンコホール経営企業の業績貢献に努めるとともに、リリース2年目となる新MIRAIGATE サービス「Market-SIS」の普及を推進します。

制御システム事業

売上高 80億円

制御システム事業部においては、開発工程の効率化による品質向上と開発コスト削減の両立を目指すとともに、新規則に適した魅力的な遊技性を創出し、新しい技術を活用した企画・製品提案をパチンコ遊技機全体に拡げます。

配当について

当社は、安定配当をベースに、収益に応じた「特別配当」を基本方針としております。2019年3月期は、期末配当1株につき30円(中間配当10円)といたしました。
2020年3月期は、安定配当部分として中間配当10円、期末配当30円(合計40円)を計画しております。(配当性向 73.9%)