平成30年11月13日15:20に「平成31年3月期 第2四半期決算短信」を開示しました。
連結経営成績
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社に帰属する 四半期純利益 |
|
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平成31年3月期 第2四半期 |
142.3億円 | 8.7億円 | 10.0億円 | 6.3億円 |
平成29年3月期 第2四半期 |
179.9億円 | 3.7億円 | 4.9億円 | 2.9億円 |
前期比増減率 | △20.9% | 132.6% | 103.7% | 115.3% |
平成31年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、前述のとおり新規出店や大規模改装が大幅に減少する、厳しい市場環境が継続するなか、情報システム事業において製品販売が減少したこと、制御システム事業では部品販売の減少及びパチスロ遊技機の市場投入が無かったことで、連結売上高は前年同期比で20.9%減の142億30百万円となりました。
利益面では、情報システム事業において、売上総利益率の改善に加え、研究開発費等が減少したことにより、営業利益は前年同期比で132.6%増の8億円72百万となりました。
市場動向・セグメント業績
市場動向
1.「ギャンブル等依存症対策基本法」(平成30年7月6日可決)や「受動喫煙対策を強化する改正健康増進法」(平成30年7月18日可決)など、これらによる事業環境の変化に柔軟に対応することが喫緊の課題となっております。
2.平成30年2月1日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」(以下「新規則」という。)に対応した新規則遊技機として、大当り確率を最大6段階まで設けた「設定付きパチンコ機」が遊技機メーカー各社から発表され、その市場評価に注目が集まっております。
情報システム事業
減収増益
「新規出店や大規模改装が大幅に減少で製品販売が苦戦」「台毎計数システムの需要が増加(特にパチスロ)」「売上総利益率が改善、研究開発費が減少」
- パチンコホールでの人手不足が深刻化するなか、CRユニットのオプション機能である台毎計数システムの需要は増加傾向にあり、当第2四半期連結累計期間においては、特にパチスロにおいての台毎計数タイプへの切替が進みました。
- 利益面では、売上総利益率の改善に加え、研究開発費等が減少したことで、セグメント利益は前年同期を上回りました。
※セグメント間取引含む | 売上 | セグメント利益 |
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平成31年3月期 第2四半期 | 110.7億円 | 13.9億円 |
平成30年3月期 第2四半期 | 117.5億円 | 8.7億円 |
年初計画 | 120.0億円 | 12.5億円 |
制御システム事業
減収減益
「表示ユニットは好調」「制御ユニット及び部品販売が減少」「パチスロ遊技機の販売台数が減少(約5500台→0台)」
- パチンコ遊技機向け表示ユニット販売は好調に推移しましたが、規則改正の影響による遊技機メーカーの販売計画見直しやリユース率の上昇等もあり、制御ユニット及び部品販売は前年同期を下回りました。
- パチスロ遊技機において前年同期は約5,500台を市場投入しましたが、当第2四半期連結累計期間での販売はありませんでした。
※セグメント間取引含む | 売上 | セグメント利益 |
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平成31年3月期 第2四半期 | 31.5億円 | 3.3億円 |
平成30年3月期 第2四半期 | 62.6億円 | 3.7億円 |
年初計画 | 30.0億円 | 1.5億円 |
平成31年3月期 業績予想「前年並み」
平成31年3月期通期連結業績予想におきましては、下期にずれ込んだ研究開発費等の発生が見込まれるため、前回発表予想から変更の予定はありません。
今後修正の必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
単位:百万円 | 2015/3 | 2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | 前年同期 増減率 |
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売上高 | 54,043 | 47,004 | 40,714 | 34,093 | 35,000 | 2.7% |
営業利益 | 1,425 | △894 | 1,048 | 1,192 | 1,300 | 9.0% |
経常利益 | 1,566 | △ 749 | 1,374 | 1,390 | 1,400 | 0.7% |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
874 | △1,676 | 517 | 785 | 800 | 1.9% |