平成30年2月13日15:00に「平成30年3月期 第3四半期決算短信」を開示しました。
連結経営成績
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社に帰属する 四半期純利益 |
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平成30年3月期 第3四半期 |
279.8億円 | 14.4億円 | 16.0億円 | 9.5億円 |
平成29年3月期 第3四半期 |
333.9億円 | 17.5億円 | 18.8億円 | 12.1億円 |
前期比増減率 | △16.2% | △17.3% | △15.0% | △21.2% |
第3四半期連結累計期間の業績は、厳しい市場環境が継続するなか、情報システム事業におきましては、主力製品の情報公開端末「BiGMO PREMIUM」の機能を継承し外観を大きくモデルチェンジした新製品「BiGMO PREMIUMⅡ」、及び呼出ランプ「IL-X2」の後継機として、シャープなイルミネーションが際立つ「IL-X3」の販売を開始し、多くの注目を集めました。 また、引き続き業界初のファン動向データ公開サービス「Fan-SIS」の提案と、当サービスの導入に必要となるCRユニット「VEGASIAⅢ」の拡販に努めました。 制御システム事業におきましては、規則改正の施行を控え、射幸性を抑えた中での新たな遊技性の創出に取り組むとともに、短期間での市場投入が可能な遊技機の企画提案を推進しました。また、先行き不透明な市場環境の変化に対応すべく、コスト削減を目的とした開発工程の見直しや、新たな商材・コンテンツの提案活動に努めました。 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高279億84百万円(前年同期比16.2%減)、営業利益14億48百万円(同17.3%減)、経常利益16億5百万円(同15.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億58百万円(同21.2%減)となりました。
市場動向・セグメント業績
市場動向
平成30年2月1日を施行期日とした「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されることに伴うホール業績への影響の不透明感から、慎重な姿勢が継続しております。
情報システム事業
減収減益
パチンコホールの設備投資意欲が消極的となる厳しい市場環境のなか、フ情報公開端末の入れ替え提案や、新製品「BiGMO PREMIUMⅡ」及び「IL-X3」の販売開始の効果もあり、各種の情報公開端末の販売は堅調に推移しましたが、前年同期に比べて新規出店が減少したことなどにより、大規模工事を必要とするCRユニットVEGASIAシリーズ、及び景品顧客システムの販売台数が前年同期を下回りました。
売上 | セグメント利益 | |
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平成30年3月期 第3四半期 | 203.7億円 | 23.7億円 |
平成29年3月期 第3四半期 | 225.2億円 | 32.0億円 |
制御システム事業
減収増益
遊技機市場全体の新台販売台数が低調に推移するなか、規則改正の影響による遊技機メーカーの販売戦略の変更に伴う販売時期の延期等により、表示ユニット及び制御ユニットの販売台数が前年同期に比べ大幅に減少しました。
また、当事業の販売戦略の見直しに伴い、研究開発費等、販売費及び一般管理費が前年同期に比べ減少しました。
売上 | セグメント利益 | |
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平成30年3月期 第3四半期 | 76.5億円 | 3.4億円 |
平成29年3月期 第3四半期 | 109.2億円 | △1.1億円 |
平成30年3月期 業績予想
通期(平成29年4月1日~平成30年3月31日)の業績予想につきましては、平成29年5月15日に公表しました予想値から変更はありません。
引き続き厳しい市場環境が予想されておりますが、提案力強化及び経費等の削減に努め、通期連結業績予想達成に向けて取り組んでまいります。
単位:百万円 | 2015/3 | 2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 前年同期 増減率 |
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売上高 | 54,043 | 47,004 | 40,714 | 39,000 | △4.2% |
営業利益 | 1,425 | △894 | 1,048 | 1,300 | 24.0% |
経常利益 | 1,566 | △ 749 | 1,374 | 1,300 | △5.4% |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
874 | △1,676 | 517 | 800 | 59.1% |