ダイコク電機株式会社
証券コード:6430

IRサイトマップ 閉じる
セグメント情報

セグメント情報

2023年3月期

情報システム事業

売上高:26,209 百万円
セグメント利益:5,490 百万円

パチンコホール経営企業の設備投資は、昨年11月からのスマートパチスロ導入、4月からのスマートパチンコ導入による活発な設備投資需要に対し、最大限に応えられるよう準備を進めてまいりました。このような市場環境のもと、『パチンコホール向け製品等』の売上は、電子部品等の調達難により販売台数を調整せざるを得ない製品はありましたが、AIホールコンピュータ「X(カイ)」へのシステムアップや、スマート遊技機専用ユニットを含む当社カードユニット「VEGASIA」、パチスロ機への需要が高いファン向け情報公開端末「BiGMOPREMIUM」の販売台数が好調に推移した結果、前年同期を大幅に上回りました。『サービス』の売上は、主要なサービスが堅調に推移したほか、「ClarisLink」、「Market-SIS」、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回りました。
この結果、当事業の売上高は262億9百万円(前年同期比40.6%増)、セグメント利益54億90百万円(同152.8%増)となりました。

制御システム事業

売上高:5,639 百万円
セグメント利益:140 百万円

前期に実施された新規則機への入替が完了したことによる反動と、スマート遊技機の動向を探る動きが期初より続いたことにより、市場全体における遊技機販売台数は減少しました。しかし、昨年11月にスマートパチスロの導入が順調に始まり、また4月からはスマートパチンコの導入も控えており、今後の市場の活性化が期待されます。このような市場環境のもと、パチンコ機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売は前年同期を下回りましたが、部品販売は好調に推移し、前年同期を上回りました。また、取引先遊技機メーカーの民事再生手続きによる債権に対する貸倒損失及び子会社の未回収の債権に対する貸倒損失を計上しました。
この結果、当事業の売上高は56億39百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益1億40百万円(同73.8%減)となりました。

今後の見通し

情報システム事業

売上高:49,200 百万円
セグメント利益:14,300 百万円

グローバルワイズ社の子会社化により、既存サービスのクラウド化の早期実現を目指します。既存製品におきましては、今後もスマート遊技機導入による設備投資需要に対し、カードユニット「VEGASIA」を始めとする製品の拡販に努めます。

情報システム事業 グラフ

アミューズメント事業

売上高:4,300 百万円
セグメント利益:△400 百万円

生産部門と統合し「AMS統括部(アミューズメント&サプライ)」として名称を一新します。アミューズメント部門ではスマート遊技機による遊技機市場の変革に迅速に対応するとともに、ライリィ社の孫会社化によりスマートパチスロ事業の早期参入を目指します。また、グループ会社との連携による企画開発力のさらなる強化を進めます。一方、サプライ部門ではグループ全体の量産製造を強化します。これらを統合することで、企画から製造まで一貫した強固な体制を構築してまいります。

制御システム事業 グラフ