ブックタイトルDK-SIS白書2012

概要

DK-SIS白書2012

Chapter 1第１章DK-SISで見る業界動向■遊技機購入費用と遊技機利益5業界総粗利自調査による集計データである。と遊技を含めた市場粗利推移である。機購入費考察表1. 22（兆円）遊技機購入費用を含めた市場粗利推移（6.00推測）（1995年・2008年～2012年）ここでは遊技機の購入費用についても推測を行い、業界総粗利から遊技機購入費用を除いた遊技機利益の推測を行うことにする。なお、遊技機の販売台数・遊技機購入費用は、DK-SISの独以下のデータはこの考え方を基に算出したＤＫ-ＳＩＳの推測する過去5年間の遊技機購入費用5.00パチンコ総粗利パチスロ総粗利遊技機購入費用4.003.002.001.0001995年2008年2009年20100年2011 1年20122年1995年2008年2009年2010年2011年2012年業界総粗利規模（兆円）4.494.324.273.953.823.78遊技機購入費用（兆円）0.631.221.191.191.241.37遊技機利益規模（兆円）3.863.103.082.762.582.41遊技機購入比率14.0%28.2%27.9%30.1%32.5%36.2%総販売台数（台）4,070,0004,340,0004,180,0003,760,0003,610,0003,840,000平均遊技機購入単価（円）155,000280,000280,000310,000345,000357,000入替回転数0.850.950.920.830.790.84◆遊技機購入費用に中古機は含まない。◆遊技機利益は、業界総粗利から遊技機購入費用を差し引いたものである。2012年の遊技機購入費用は、総販売台数が増加した上に、遊技機1台当たりの平均遊技機購入単価が上昇したため、2011年と比較して大幅な上昇となった。業界総粗利が減少する中、遊技機購入費用が大幅上昇したことになり、結果として遊技機購入にかける費用の比率が上昇し、遊技機利益の下落に繋がった。平均遊技機購入単価が大幅に上昇している要因として、新台導入時においてパチンコ・パチスロともに話題性のある人気機種に需要が集中する傾向が続いており、これら遊技機の販売価格の高騰が大きく影響したためと考えられる。しかしながら、業界総粗利の減少傾向が止まらない中、遊技機にかけるコストが大幅な上昇となっている現状は、決して店舗の経営において望ましい状況とは言えない。遊技機の選定・適正台数の見直し等、さらなるコスト削減が必要なのではないだろうか。ポイントPOINT???遊技機購利入益費が用大が幅増に加下したため、落遊技機利益は大幅に下落32