ブックタイトルDK-SIS白書2012

概要

DK-SIS白書2012

Chapter 1DK-SISで見る業界動向■20円パチスロ以下のデータはＤＫ-ＳＩＳにおけるパチスロ機1台当たり（20円パチスロのみ）の日平均データの過去5年間推移である。第１章3（枚）160001400012000表1. 11 20円パチスロ動向推移（2008年～2012年）アウト粗利8,0007,0006,000（円）DK-SISで見る業界動向分析100005,00080004,00060003,00040002,00020001,00002008年2009年2010年2011年2012年02008年2009年2010年2011年2012年対前年アウト（枚）9202909699671040510102-303稼動時間（時間）4.64.55.05.25.1-0.1売上（円）20,59521,14223,97426,95428,737+1,783粗利（円）3,4093,3973,7614,0154,256+241時間売上（円）4,4804,6504,7605,1305,630+500時間粗利（円）740750750760830+70総遊技機内台数シェア28.4％27.0％26.7％28.4％28.1％-0.3%パチスロ内台数シェア98.1%96.7%92.3%89.7%82.8%-6.9%◆20円パチスロのみの集計20円パチスロの業績は、2011年と比較して粗利は引き続き上昇したが、稼働時間は下落する結果となった。特に2012年後半のアウトは下落が顕著で（第２章１節46頁参照）、好調だったパチスロにおいても業績の低下を印象づける状況となっている。そのような中、パチスロ内台数シェアはこの1年で大きく下落し、低価貸しパチスロへ加速度的に移行していることが窺える。時間売上・時間粗利に目を向けると、4円パチンコと同様に時間売上の上昇が目立つ。ただし20円パチスロは4円パチンコと異なり、損益分岐10割営業の店舗が元々多かったことから、出玉性能の急激な上昇が大きな要因であると考えられる。また時間粗利は2008年以降緩やかな上昇となっていたが、2012年は急激に上昇した。時間粗利の上昇とともに、稼動時間が下落しており、じわじわとファン離れが起こりつつある状況と言える。ポイントPOINT????20円パチスロのアウトが下落に転じる?20円パチスロは時間売上、時間粗利ともに上昇23