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概要

DK-SIS白書2012

Chapter 1第1章3DK-SISで見る業界動向■4円パチンコ以下のデータはDK-SISにおけるパチンコ機1台当たり(4円パチンコのみ)の日平均データの過去5年間推移である。DK-SISで見る業界動向分析(個)400003500030000表1.8 4円パチンコ動向推移(2008年~2012年)アウト粗利8,0007,0006,000(円)250005,000200004,000150003,000100002,00050001,00002008年2009年2010年2011年2012年02008年2009年2010年2011年2012年対前年アウト(個)2552024440215402033019330-1000稼動時間(時間)5.14.94.34.13.9-0.2売上(円)32,11732,30529,95829,23428,906-328粗利(円)4,6274,7544,3524,2564,083-173時間売上(円)6,2906,6106,9507,1607,450+290時間粗利(円)9109701,0101,0401,050+10総遊技機内台数シェア63.7%59.6%51.0%46.7%42.3%-4.4%パチンコ内台数シェア89.7%82.6%71.8%68.4%64.0%-4.4%◆4円パチンコのみの集計4円パチンコの業績は、2011年と比較して稼動時間・粗利ともに下落した。台数シェアの大きい4円パチンコの業績が、パチンコ全体、さらには店舗全体の業績下落の主要因となっている。4円パチンコの状況が益々悪くなる中、低価貸し営業に活路を求める動きがここ数年続いており、パチンコ内における4円パチンコの台数シェアは年々減少している。4円パチンコの時間売上・時間粗利に注目すると、パチンコ全体の傾向とは異なり、どちらもわずかながら上昇傾向が続いている。時間売上が上昇を続けている要因は、全体的に出玉性能が上がり続けていることや、損益分岐10割営業の店舗が大幅に増加しているためと考えられる。また時間粗利は、2011年とほぼ変わらない水準になっているが、年々上昇が続いており、4円パチンコを遊技するファンへの負担が増している状態と言える。ポイントPOINT???パチンコ全体と比べて4円パチンコの業績下落幅が大きい20