コアテクノロジー

ダイコク電機のモノづくりには、
多彩な技術が詰まっている。

ここに挙げるのは、ダイコク製品の中核となるテクノロジー。
「電機」とつく社名が表すように、電気・電子・機械・情報系の
専門知識を発揮できることがおわかりいただけるだろう。
これらの技術をベースに、新たな技術やデバイスを開拓して組合せることで、
パチンコ業界のあらゆるニーズに応えることが可能となる。

BIG DATA ANALYSIS[ビッグデータ解析]

ファン心理を、ビッグデータから解き明かす。

大量のデータから人の行動・嗜好などの傾向を知る、ビッグデータ解析が注目されている。ダイコク電機は、パチンコホール・遊技機メーカーに向けて、情報ツール「DK-SIS」を提供している。遊技機の稼動状況・出玉などのデータを毎日集めて解析。そのデータをもとに、「ファン(パチンコ遊技者)が喜び、ホールも儲かる収支のボーダーラインは?」といった店舗経営に役立つ情報を提供するものだ。全国に設置された遊技台の約30%にあたる130万台のパチンコ・パチスロ遊技機に関する膨大なビッグデータを入手できるのは、ダイコク電機だけ。今後、どのデータを利用してどのような情報を導き出すかが、パチンコ業界の発展のカギを握る。

FACIAL RECOGNITION SYSTEMs[顔認証]

顔認証技術で、ファンの動向を可視化する。

人の顔の画像から、性別や年代、同一人物かどうかなどを判定する顔認証技術。ダイコク電機では、遊技台横に取り付けられるCRユニット(玉貸機)に搭載する顔認証システムを発売している。目的はファンの傾向把握。たとえば1台の遊技台に1万円が使われ1時間稼動したとしても、「1人が遊技したのか5人が入れ替わったのか」といった情報を得て遊技台の移動や撤去、次の導入機種選定の判断材料とするため、他業界で利用されている顔認証技術を応用し、パチンコホールでの利用に適した顔認証アルゴリズムを開発した。

MECHANICAL DESIGN[メカ設計]

メカ的な工夫が、遊技機や機器を進化させる。

ファンを楽しませるため、パチンコ台の役モノやギミックと呼ばれる仕掛けはどんどん進化している。パチンコ台の限られたスペースと消費電力で実現するためには、たとえばモータを3個使ったかのような複雑な動きを1個のモータで可能とする、からくり的な仕掛けが求められる。また、遊技台やホールの情報をファンに提供する情報公開機器は、ホールを華やかに装飾する役割もあるため、たとえば光学技術を駆使するなどの工夫が盛り込まれている。よりファンをワクワクさせる遊技機や機器を実現するのが、ダイコク電機のメカ設計技術である。

CONTROL CIRCUIT DESIGN[制御回路設計]

ワクワクするような企画は、制御技術で具現化される。

パチンコ台の大当りの抽選や液晶表示のほか、枠を彩るカラフルなランプの点滅、BGMの選択などを制御する回路の設計も、ダイコク電機の得意とするところ。制御というとソフトの役割が大きいと思われるかもしれないが、ハード側の素子でなければできない制御もある。また、近年では液晶画面が回転するパチンコ台など、新しい仕掛けが登場。もっとファンをワクワクさせる、これまでにない斬新なパチンコ台の開発が加速するのに伴い、制御回路設計への要求レベルも高くなっている。

EMBEDDED SOFTWARE[組み込みソフトウェア]

ハードに組み込むソフトウェアが、多彩な機能を実現する。

ハードが同じでも、ソフトウェアによって機能は大きく左右される。当然ながらダイコク電機の製品にも、ソフトウェアの出番は多い。たとえばCRユニット(玉貸機)「VEGASIA」では、カードを挿入後他人に機械から抜き取られないよう暗証番号でプロテクトする機能を持たせているが、これを実現するのもソフトウェア。パチンコ台の正確な抽選や液晶画面の複雑な動画表示、ランプの華やかな明滅を実現するのもソフトウェアだ。中でも、他にはない動き方や光り方に関する「味付け」は、ダイコク電機の大きな強みの一つである。

LIQUID CRYSTAL DISPLAY[液晶表示]

最新ゲーム機と同等レベルの液晶表示。

身の回りのいたるところに使われている、液晶画面の表示技術。パチンコ業界においては、ファンを日常とは別の世界へと引き込む、重要な技術だ。遊技機に搭載される液晶なら、最新のゲーム機と同等の高精細な3D CGを自在に動かす技術が求められる。また、情報公開機器「BiGMO PREMIUM(ビグモプレミアム)」では、1つの液晶画面を分割し2~3種類の動画を同時再生。このように、表現したい内容に応じて、液晶画面そのものや、表示用CPU、ビデオチップといったハードの選定から、インパクトある表示を実現するための技術開発までを行っている。

INFORMATION NETWORK[ネットワーク]

数千台の遊技台をつなぎ、リアルタイムにデータを処理する。

パチンコホールには、1店舗あたり数百~二千台強の遊技台がある。ダイコク電機のホールコンピュータシステムは、これらに加え玉貸機や情報公開機器をネットワークでつなぎ、遊技台の稼動状況や玉の収支に関するデータの収集と一元管理を可能としている。特筆すべきはリアルタイムでのデータ処理。同業他社とは異なる通信方式を使い、遊技台が集まった一つの島ごとにデータを処理してから店舗全体で集計するという「分散処理」により、膨大なデータを瞬時に処理。「今この瞬間のホールの状況」の把握を可能としている。※パチンコホール内にレイアウトされた10〜20台位の遊技台のひとカタマリを島(シマ)と呼んでいます。

CLOUD COMPUTING[クラウドコンピューティング]

クラウド化によって、ダイコク電機は次なるステージへ。

すでにおなじみとなった「クラウド」という言葉。手元の端末ではなく、遠隔地に置かれたサーバ内でデータ処理を行うシステムだ。ダイコク電機では、ホールコンピュータシステムのクラウド化計画が進行中。従来、ホールにコンピュータやサーバを置いて行っていたデータ処理を、ダイコク電機が保有するサーバで行う。これにより、お客様であるホール側には、アップデートの手間などの心配がなくなるというメリットが生まれる。また、ホールコンピュータを利用する全ホールのデータをクラウドに集められれば、「DK-SIS」で解析するビッグデータの情報量は格段に増えていくだろう。

CONTENT DEVELOPMENT[コンテンツ開発]

技術だけでなく、コンテンツ開発力も強みの一つ。

「技術」とは少し異なるが、コンテンツ開発もダイコク電機が強みとするノウハウの一つ。パチンコ・パチスロ遊技機では、マンガやアニメをモチーフにした「版権モノ」と呼ばれる機種が、近年の主流となっている。実は2000年代初頭、版権モノを業界で最初に企画したのがダイコク電機。現在は、業界で一般的な「人気作品の版権を高額で獲得する」という方法ではなく、アニメ業界と提携して新作を発掘。アニメの放映前にパチンコ・パチスロ遊技機をリリースする試みも行っている。人気にあやかるのではなく、パチンコ業界とアニメ業界を、ともに盛り上げることをめざしている。