ニュースリリース

平成29年3月期 決算を発表しました。

平成29年5月15日15:20より名古屋証券取引所にて決算発表を行いました。

決算概略

平成29年3月期  情報システム事業、制御システム事業とも苦戦を強いられた。

  売上高 営業利益 経常利益 親会社に帰属する
当期純利益
平成29年3月期 407.1億円 10.4億円 13.7億円 5.0億円
平成28年3月期 470.0億円 -8.9億円 -7.4億円 -16.7億円
(期初計画) 500.0億円 10.0億円 10.0億円 6.0億円

市場動向

パチンコ業界全体

  1. 当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去の影響による周辺機器への投資意欲の減少や、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(IR推進法案)」の成立に伴う、パチンコ店における依存(のめり込み)問題への対策が喫緊の課題となるなど、先行きの不透明感が強まる厳しい事業環境となりました。
  2. 警察庁生活安全局「平成28年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」によると遊技機設置台数はパチンコ遊技機が85,258台減少、パチスロ遊技機は30,314台増加し、合計4,525,253台となりました。また、1店舗当たりの遊技機設置台数は6.9台増加し、411.9台となりました。

情報システム事業「減収 増益」

物件数の減少により前期比で売上高は減少しましたが、利益面では新型情報公開機器「REVOLA」の販売や当社ネットワークによる各種サービスの提供(MIRAIGATEサービス)が順調に推移したことと、研究開発費が減少したことにより、減収増益となりました。

  売上 セグメント利益
平成29年3月期 272.6億円 30.1億円
平成28年3月期 340.7億円 22.7億円

背景

  • パチンコホールの新規出店が減少したことでホールコンピュータの需要は伸び悩み、既存店においても周辺機器入替への投資意欲が減少するなか、物件数の減少により、製品販売は全体的に減少傾向となりました。
  • 新製品である新型情報公開機器「REVOLA」の販売は順調に推移しました。
  • MIRAIGATEにおいても契約数は順調に増加し、顧客との関係強化に繋がるとともに、収益率のアップにも繋がりました。
  • 研究開発費は、研究開発費が一時的に増加した前年同期に対し、大幅に減少しました。

制御システム事業「増収 赤字幅縮小」

販売機種数の減少により、パチンコ表示ユニットの販売台数は減少しましたが、パチスロ遊技機の販売台数が前年同期を上回ったことで、増収 赤字幅縮小となりました。

  売上 セグメント利益
平成29年3月期 135.1億円 -3.0億円
平成28年3月期 129.8億円 -13.1億円

背景

  • 伊勢志摩サミットの開催による遊技機の入替自粛規制や型式試験に時間を要している現況、さらには「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去に伴う市場変化により、遊技機メーカーの販売スケジュールが大きく見直しされたことで、表示ユニットの販売台数及び周辺部品の販売数量は前年同期に比べ減少しました。
  • パチスロ遊技機においては、約12,300台(2機種)を市場投入し、前年同期の約5,100台(1機種)に対して増加しました。

平成30年3月期 通期見込

通期業績 (単位:百万円)

区分 平成28年
3月期
平成29年
3月期
前期比 平成30年
3月期(見込)
前期比
売上高 47,004 40,714 -13.4% 39,000 -4.2%
営業利益 -894 1,048 1,300 24.0%
経常利益 -749 1,374 1,300 -5.4%
親会社株主に帰属する当期純利益(円) -1,676 502 800 59.1%

 

見通し

 わが国経済は、雇用や所得環境の改善が続く中で、緩やかな国内景気の回復が続くことが期待されますが、米国や欧州の政策動向など、世界経済の不確実性により先行きは不透明な状況が続くものと思われます。

当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、依然として4円パチンコの稼動の微減傾向や新基準パチスロ遊技機の稼動不振が継続するなか、パチンコ店における依存(のめり込み)問題対策など、先行き不透明な状況はしばらく継続するものと思われ、当業界を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が予想されます。

情報システム事業

売上高 285億円  セグメント利益 25億円

情報システム事業におきましては、市場評価の高い「REVOLA」の継続的な販売強化に加え、ファンの評価を分析する「Fan-SIS」などの新たなMIRAIGATEサービスを市場投入することで、トータルシステムとしての付加価値を高めるとともに、当第4四半期のテスト導入より注目度を高めている新CRユニット「VEGASIAⅢ」の販売開始や、情報公開機器の販売強化をしてまいります。

制御システム事業

売上高 105億円  セグメント利益 7億円

機種開発案件の獲得に全力を挙げるとともに、市場環境の変化に対応するべく、短期間での市場投入が可能な遊技機提案に注力してまいります。